個人的男性声優アニソン大賞アワード的なやつ2021
もう2022年の1月も9割終わってますが2021年によく聴いてた男性声優さんの歌う楽曲を紹介していこうと思います。
2021年リリースのものが多いですがたまに数年前のものもあります。
「THE POLiCY」
作詞:真崎エリカ 作曲・編曲:伊藤 賢
TVアニメ『アイドリッシュセブン Third BEAT!』第1クールOP主題歌
アニメで聞いていた時から好きだったけど改めてイヤホンで聴くとイントロのシンセ音から気持ち良すぎてハマりました。
「Tears Over ~この星の君と~」
作詞:松藤量平
作曲:さかいゆう
編曲:Renato Iwai
最近のさかいゆうさんのアニソンといえばアイドリープライドの「song for you」ですがこっちのアイドリにも楽曲提供しています。
男性アイドル曲でいうとSexy Zone「忘れられない花」の作詞作編曲を担当しており、「Tears Over」もさかいゆうさんらしいオシャレさと切なさを併せ持った楽曲になっています。
情景が浮かぶような歌詞と繊細なメロディーを歌い上げるボーカルの表現力も素晴らしい。
Fling Posse(CV.白井悠介・斉藤壮馬・野津山幸宏)
「Black Journey 」
作詞:たなか
作曲:ケンカイヨシ・たなか
編曲:ケンカイヨシ
『ヒプノシスマイク』
2021年のアニソンを振り返る上で絶対に外せない名曲だと思います。
ケンカイヨシさんのトラックはトリッキーさ全開なのに聴いていて気持ち良いのが凄い。
投げつけるように言葉を放つ帝統(野津山さん)と1音1音を聞かせる幻太郎(斉藤壮馬さん)、そしてその言葉を受け取る乱数(白井悠介さん)という歌詞の構成、3人のバランスが見事。
ラスサビでキーが上がることで3人が前に踏み出していることを表現しているのもエモい。
GYROAXIA
「HELLO」
作詞・作曲・編曲:ミヤ(MUCC)
『from ARGONAVIS』
まずイントロの高音で心を奪われる。
旭那由多(小笠原仁さん)の歌声の唯一無二さが十二分に発揮された楽曲。
曲が良いのはもちろんだけどデスボも凄くよくて、二次元とデスボって基本的に相性が悪いというかやってもギャグ的な使い方が多い気がするんですけどこの曲では真正面からデスボをやってて良いなと思いました。
Ra*bits ✕ Double Face
「ポケットに宇宙」
作詞:こだま さおり
作曲/編曲:ミト(クラムボン)
『あんさんぶるスターズ!!』
ミトさんらしい穏やかで優しい世界観が染みる曲。
作詞がこだまさおりさんというのもあり勝手に「あんスタ版放課後ポニーテール」と呼んでいます。
あんスタに関しては毎月曲が増えていくのでどれが好きとか簡単に言えなくなってますが最近1番刺さった曲。
須玖キエル&宇曽ペテン[碓氷真澄、卯木千景(CV:白井悠介、羽多野渉)]
「蜃気楼は奇術の夜に」
作詞・作曲・編曲:ANCHOR
『A3!』
ANCHORさんもすっかり『A3!』常連作家になりましたがこの曲が1番お気に入り。
ANCHORさんらしい疾走感と重量感のあるバンドサウンドとピアノシンセの音がカッコいい。
Dメロからラスサビの盛り上げ方が好き。「セリフパート→ラップパート→Dメロ→落ちサビ→リズムパターンの変わったラスサビ」といった感じでどんどん展開されていくのが楽しい。
ARCAREAFACT
「パステージ」
作詞・作曲・編曲:玉木千尋
TVアニメ『SHOW BY ROCK!!STARS!!』挿入歌
個人的にとにかく小林裕介さんの歌声が好きすぎるというのもありますがこれは本当に好き。
玉木千尋さんといえば作詞:磯谷佳江さん、作曲:小野貴光さんの楽曲の編曲を担当されていることが多いですがSTARS!!では挿入歌5曲の作詞作曲編曲を1人で担当しており正に玉木千尋さん無双だったと思います。
挿入歌5曲とも全く違うジャンルの曲だしアプリ(ショバフェス)の方ではゼロティックホリックのようなボカロ系の曲も作ってるし、作れる曲の幅が広すぎる……
クロノアトモスフィア
「EMORITY」
作詞:吾龍
作曲・編曲:神田ジョン
蒼井翔太さんのドスの効いた低音と持ち前の力強さとしなやかさのある歌声が合わさりこれまでにない魅力を持った曲になっています。
激しいロックサウンドの中で奏でられる美しいピアノの旋律は蒼井さんの激しい歌声の中に垣間見えるしなやかさとも対称を成していて魅力的。
雅楽代 寶 (CV:堀 曜宏)
「愛の勘定」
作詞:hotaru
作曲・編曲:eba
TVアニメ『Fairy蘭丸』挿入歌
まずイントロのオシャレなピアノフレーズでもう好きだと確信した。寶さん(堀曜宏さん)の年上感溢れるイケボと時折挟まれるファルセットのセクシーさ、キャラを掘り下げた切ない歌詞が光る艶歌。
男性声優の歌う歌謡曲に飢えている人は是非『Fairy蘭丸』の曲を聴いてください。
Venere 5(坂田将吾、田邊幸輔、柏崎隼史、岡野友佑、石井孝英)& Saturno 5(小林節、安田陸矢、小池貴大、山本智哉、柴野嵩大)
「ゲラメキユ」
作詞・作曲・編曲:yamazo
『リモート☆ホスト』テーマソング
ゲラメキユ ワッセゴシュビー
今のは英語じゃない
このオレが生み出した言語
意味は「オレがキングだ」
この歌詞を聞いた瞬間天才だと思いました。
多幸感という言葉はこの曲の為にあるのではないかと思うほど多幸感に溢れています。
リモホスはキャラソンのソロ曲でもF.M.F所属の作家陣による確かなクオリティの楽曲が揃っており個人的には「Diamond Days」「ウタカタ破羅堕威巣」「Most beautiful 俺」が好き。
「King of Hearts」
作詞:川住かつお
作曲・編曲:xaki
SNS連動型キャラクターソングプロジェクト『Clock over ORQUESTA(クロックオーバーオルケスタ)』通称『クロケスタ』キャラクターソング
説明するとかなり長くなってしまうので省略しますが『クロケスタ』かなり面白いコンセプトをやっていて声優さんも作家陣も豪華で要チェックな作品です。
小野田翔(CV菊池幸利)
「utopia」
作詞・作曲:ゆよゆっぺ
『VAZZROCK』キャラクターソング
清澄さ際立つAメロBメロからバラード感を失わないまま分厚いギターの重低音が響くサビに切り替わるのが凄い。
重いギター音に透明感と妖しさ溢れる歌声を乗せることでタイトル通りの神聖ささえ感じさせる楽曲に仕上がっている。
白瀬優馬(CV:堀江 瞬)
「アイノビート」
作詞・作曲・編曲:ヒゲドライバー
『VAZZROCK』キャラクターソング
優馬さん(堀江瞬さん)の王子様感溢れる抑制の効いた歌声とサビの爆発力が素晴らしい。
自然と体が動き出すようなビート感。
松野千冬(CV:狩野 翔)
作詞・作曲・編曲:渡辺拓也
TVアニメ『東京リベンジャーズ』キャラクターソング
みんな大好き渡辺拓也さんらしさ溢れる王道ロックバンドサウンド。
「明日を探していく」「未来を掴んでいく」など作品を知っているとよりグッとくるワードが散りばめられているのも良い。
ただ1人の人物に向けた感情や意志を歌ってるキャラソン大好き。
久磨凛太朗(CV:柿原徹也)、ビアンキ由仁(CV:天野七瑠)
「Brave runners」
『DREAM!ing』
作詞・作曲:草野華余子
編曲:eba
シンプルにメロディが良すぎる。
そんな最高のメロディを彩るシンセと楽器の音色の爽やかさ。
作詞作曲を担当した草野華余子さんは作品の設定と物語を読み込んだ上で制作にあたっているだけありストーリーを知っているとよりエモい。
『DREAM!ing』はレベルが高い楽曲が揃っているので是非聴いて欲しいです。そしてあわよくばストーリーを読んで欲しい。
Anthos
影河凌駕(CV.濱野大輝)、灯堂理人(CV.伊東健人)、チセ(CV.駒田航)、如月薫(CV.土岐隼一)、結城眞紘(CV.山下誠一郎)、清瀬陽汰(CV.増田俊樹)
「S.T.O.P」
作詞・作曲:中野晶弘
編曲:fazerock
『華Doll*』
「凄いものを聴いたな……」という感想。
『華Doll*』に関してはまだ曲を聴いてるだけの知識しか無いですが全てガチでやってるんだなというのが分かる。
モモチ(CV.豊永利行)
「紅蓮心中」
作詞:Daisuke Iwasaki
作曲・編曲:R・O・N
V系っぽさを感じる和ロック。
妖艶さと悲哀が滲むモモチ(豊永利行さん)の歌声、炎中を彷徨うようなギターの音色。
『カレはヴォーカリスト』は全ての楽曲の作詞を岩崎大介さん(Rejetプロデューサー)、作曲編曲をR・O・Nさんが担当している音楽コンテンツでいずれの曲もオススメです。
西山宏太郎
「Highway cruise」
作詞・作曲・編曲:ナツメリュウイチ
西山さんの甘さと大人っぽさ、良い意味での脱力感を兼ね備えた歌声とシティポップの相性の良さを改めて感じた1曲。
「Highway cruise」というタイトルの時点でこれぞシティポップという懐かしさがあり、タイトル通りハイウェイをクルージングするだけの歌なのが良い。
2人がどんな関係なのか、2人がどうなっていくのかといった過去も未来も描かず、限定的な時間と空間を切り取り言葉とメロディで密度を与え、ただただ今の感情と情景のみを歌にしているのが凄くオシャレだと思いました。
「TURBO」
作詞:小笠原仁 / 佐伯youthK
作曲・編曲:佐伯youthK
2021年にソロデビューした小笠原仁さんの1stシングル表題曲。GYROAXIAでの歌唱も凄まじいものがありますが、全く引けを取らないヤバさ。
佐伯ユウスケさんと聞いたら時から楽しみにしてましたが想像以上にヤバかった。
「Forsaken kiss」
作詞 : 古川慎 Translated by 宮家 智彦(Arte Refact)
作曲・編曲: 水野谷 怜(Arte Refact)
古川さんの歌声にジャズはそりゃ合うとは思ってたけど全編英語詞も想像以上にヤバかった。
息の使い方や日本語の発音にはない響きが加わることで凄いことになってます。
作編曲は2021年にArte Refact所属になった水野谷怜さん。
「真心に奏」
作詞:RUCCA
作曲:森本練
編曲:ミト(クラムボン)
TVアニメ『大正オトメ御伽話』ED
作詞RUCCAさん、作曲森本練さんという「KEY」(1stミニアルバム「True Gazer」収録)のタッグに加えてミトさんが編曲ということで良い曲にならないわけがない。
土岐さんの伸びやかな歌声とストリングスの親和性に加えてスウィング感のあるリズムが楽しげな曲。
KENN
「Love Story」
作詞:塩原大貴・月丘りあ子
作曲・編曲:塩原大貴
KENNさんの少年のような歌声が魅力のポップなラブソング。
個人アーティストでの曲だと大人っぽい曲が多いイメージが強かったのでこういう曲は逆に新鮮。
「TWISTED HEARTS」
作詞:KOHTA YAMAMOTO, France AUDON
作曲・編曲:KOHTA YAMAMOTO
TVアニメ『憂国のモリアーティ』2クール目オープニング主題歌
1クール目のOPもかなり良かったけど2クール目もやっぱり良い。
歌声自体がひとつの世界観を持っているんじゃないかというほどの歌唱力と表現力がダークでクールな世界観と最高にマッチしてる。
「carpool」
作詞・作曲:斉藤壮馬
編曲:Saku
一編の短編小説を読み終えたような心地を味わえるのはシンガーでもありライターでもある斉藤壮馬さんの作家性が大きいと思います。
アルバム収録曲はどれも好きだけどなんだかんだでこれが1番好き。
「君はどう思ってるの」
作詞・作曲:佐伯youthK
編曲:睦月周平
柿原さんと佐伯ユウスケさんの相性の良さ。
青春キラキラ感増し増しのサウンド、ファルセットのエモさ。
佐伯ユウスケさんによる男性目線の恋を爽やかに描き出した楽曲というと2021年リリースのSixTONESの「僕が僕じゃないみたいだ」がありますがそこにも通じるものがあります。
某アニソン企画を見て「男性声優の楽曲ノミネート少なすぎない!?」と思ったことがきっかけでこれを書こうと思いました。
意見するといったことでもなく、とにかく男性声優さんのアニソン、アーティストソングにも良い曲いっぱいあるよと伝えたかったということでした。
おわり